ロケットがロボットになる

 

オータ博士と通信して、一方的に追加システムの話をされた日から数日後、

ロケットの底の方がガツンと揺れ、いよいよ追加システムがロケットに届きました。

 

あれからオータ博士は膨大な量のマニュアルを送ってきていて、

だいたいの概要はつかめていたイヌメンZ。

 

とはいえ、こんな大きな追加システムをドッキングさせるには、

ある程度の経験がないと難しいとされています。

それでも、イヌメンZはこのポップスター号唯一の乗組員。

(おねえのりは、イヌメンZに見えていないので)

自分でどうにかしないといけないのです。

 

「え〜と、確かまずはこのスイッチを・・・」

 

イヌメンZは博士からのマニュアル通りに間違えないよう

パネルのスイッチを押していき、ロケットと追加システムは

無事ひとつになりました。

 

「このロケットがロボットになるのか・・・」

 

“ロボットになる時”

それは、まだ見ぬ宇宙人と戦う時。

 

おにびよたちのように友好的な宇宙人であれば戦う必要もないけれど、

ぽちまりをさらった宇宙人は明らかに好戦的な宇宙人だった様子。

 

未だにその宇宙人を見たことのないイヌメンZにとって、

未知すぎる宇宙人との戦い。

 

戦わずしてぽちまりを奪還できるに越したことはないのですが、

もしも戦いを余儀なくされたら・・・。

 

そう考えながらイヌメンZは、おにびよにもらったお守りを握りしめていました。

 

 

 

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